東京メトロ日比谷線恵比寿駅5番口から徒歩約3分、恵比寿南交差点を左に曲がり恵比寿南二丁目交差点を超えた次の十字路の角、左手におむすびをイメージしたデザインが目に入ってきます。本日は「OMUSUBI ぜん」をご紹介させていただきます。
日本人であればとっても親しみ深いおむすび。コンビニでも必ず置かれており、最近はお米にこだわるのは当然で、具材や海苔にもこだわったおむすびを提供している店も多く見かけるようになりました。このようなお店をみかけるものの、その多くは店先での販売のみということがほとんどではないかと思います。「OMUSUBI ぜん」はおむすびを提供するお店で、テイクアウトは勿論、イートインもできるお店なのです。イートインのスペースには座席は約30席あり、まるでお洒落なカフェのようになっています。内装は至るところに使われている木材は外装となっている一面のガラスから差し込む自然の光に照らされて一層の温かみが感じられる造りになっています。
「OMUSUBI ぜん」の人気の秘訣はその素材へのこだわりにあります。米は三升炊きのお釜を使って炊き上げます。そのお米もその時々で良いものを厳選し、冷めても美味しいお米の味を保つために保温はしないというこだわりです。おむすびに使う具材にも当然のこだわりがありますが、味のベースとなる塩は宮古島の天然塩と一切の妥協はありません。また、味噌や醤油を使った具材も多いのですが、オーナーの実家が和歌山で300年続くという醤油蔵とのことで、そこで丁寧に手造りされた醤油と味噌を使っています。「OMUSUBI ぜん」人気メニューである「漬卵黄のおむすび」もこの醤油でじっくりと漬け込まれたものですから、その味の良さも伝わってきます。そもそも「OMUSUBI ぜん」を始めたというのも、この醤油と味噌を使って美味しいものを提供したいという想いからということですから、その想い入れは大変強いものだといえます。さらに世界に通用するおむすびを提供したいというオーナーの想いが今後も更なる進化を遂げていくことでしょう。
「OMUSUBI ぜん」はランチの営業だけでなく、夜は居酒屋としてオープンしています。おむすびの具材をつまみにするほか、一品料理も豊富に取り揃えております。夜は23時まで営業をしていますので、ちょい飲みは勿論じっくり飲みたいときにも重宝します。是非、日本のソウルフードであるおむすびを「OMUSUBI ぜん」で味わってみてください。