東京メトロ日比谷線5番口から徒歩約3分、恵比寿南交差点を左折、恵比寿南2丁目交差点を超え、道路の右側2本目の曲がり角を右折、路地を通った突き当りの少し右のところ閑静な住宅街にオレンジのファサードの本場パリのビストロの雰囲気を持ったお店があります。本日は「ポ・ブイユ」をご紹介させていただきます。
「ポ・ブイユ」は、装飾、テーブルや椅子などのほか、店員のサービスも含めてパリのビストロの雰囲気を徹底して再現していると評判のお店です。オーナーである福島直樹氏は飲食業界のカリスマと呼ばれるほどの店舗プロデューサーで、かつて原宿で「オー・バカナル」という、やはりパリに拘ったお店を手掛けた人物との事です。そして、自身の原点となるべくお店として作り上げたのが「ポ・ブイユ」なのだそうです。
「ポ・ブイユ」とは、フランス語で「ごった煮」という意味で、エミール・ゾラの小説に由来があり、「奥様にご用心」の邦題で公開された映画の原題でした。ごった煮とは仕事帰りの食事に使う人、2軒目としてお酒を楽しみながら軽い食事を摘まむ人、ひとり呑み、デート、女子会など様々な人々が集まるお店を表現すると共に、店舗スタッフも一緒になって様々な人が共に時間を過ごすという事を表現しています。
「ポ・ブイユ」では、本場フランスのビストロの雰囲気を大切にしたメニューを提供しています。ビストロとは、フランス語で定食屋、居酒屋などを指す言葉である事から、食材もビストロの雰囲気を壊す事のないように、トリュフなども使う量を制限し、ワインも手頃な値段のものが中心となっています。
料理は魚、肉、野菜と一通り揃っており、特に仔羊が苦手だという人に試して欲しいという「フランス産仔羊のグリエ」がお店からのお薦めとなっています。フランス産仔羊のグリエは、羊特有のクセがない仕上げとなっており、お羊の軟らかい肉質と味を純粋に楽しめる一品に仕上がっています。
「ポ・ブイユ」ではランチ営業も行っており、パスタセットやサラダセットのほかにプリフィックスコースの用意があります。前菜、メイン、デザートをお客の好みに合わせて選べるコースです。選択できる料理の内容も充実していますので、ビジネスのランチミーティングにも良いかもしれません。また、夜にもアラカルトのほかにコース料理が用意されていますので、おひとり様からグループまで様々なニーズに対応する事が出来るお店です。閑静な住宅街でビストロ料理を楽しんでみるのは如何でしょうか。