JR山手線、恵比寿駅東口を出て徒歩約6分、恵比寿駅東口交差点を超えて、恵比寿四丁目交差点を左に曲がって右手2軒目のビルの2階に季節の素材とそれを引き立てる出汁と塩にこだわった和食の店があります。本日は「和の食 いがらし」をご紹介させていただきます。
「和の食 いがらし」のコンセプトは「まじめ」です。素材の味を引き出すためには、素材に対して「まじめ」に向き合うことが大切とのこと。素材と真摯に向き合うことで、素材の味を最大限に活かし、その味をお客様に味わっていただく。そこに、「いい加減」という妥協は一切許さないという店主の思いが伝わってきます。
お客様と向き合い振る舞った料理を目の前で楽しんでいただき、「美味しい」という言葉を目の前で耳にしたいという店主の思いが、カウンターを中心としたお店であるところにも表れています。
和食で扱う季節の素材を引き立てるためには、「出汁」と「塩」が重要な要素となります。逆にどれだけ良い素材を使っていても、「出汁」と「塩」が素材と合っていなければ、折角の素材の味を活かし切ることが出来なくなってしまいます。「和の食 いがらし」では、「かつお節」はもちろん、「マグロ節」を出汁に多く使っています。マグロ節を使うと、香りが良く、素材を活かす甘くて淡泊な出汁が取れるそうです。素材に合わせて出汁を使い分けるという手間を掛けて、「和の食 いがらし」は「まじめ」に料理に取り組んでいることが分かります。また、塩にもこだわりがありクリスマス島で作られた塩を使用しています。赤道に近いクリスマス島では引き込んだ海水を天日干しにして、自然の力だけで結晶化させる古来の製造方法で作られており、ミネラルを多く含んだ高級塩なのです。
「和の食 いがらし」の名物料理は、土鍋を使った炊き込みご飯です。雲丹などの季節の高級食材をふんだんに使って、出汁で炊き上げるご飯は絶品です。このお米は古式精米製法によってゆっくり丁寧に精米されたお米で、お米本来の甘みや香りを味わうことができます。この他にも炊き合わせや椀物など店主の自信の品々が、季節に合わせたこだわりの器に盛りつけられて提供されます。
また、土曜日限定でランチ営業も行っております。ランチでも炊き込みご飯をいただくことができますので、まずはリーズナブルにランチからという方にも大変お薦めです。是非、「和の食 いがらし」の「まじめ」を味わってみてください。