東京メトロ日比谷線2番口から徒歩約3分、駒沢通りを北東方向に向かって、線路を横切り、恵比寿一丁目交差点を超えた左手1階の眼鏡屋を見つけたら、そのビルの4階に音楽を楽しみながら本格イタリアンを味わえるレストランがあります。本日は「ekao」をご紹介させていただきます。
恵比寿には、こんなところに良いお店があるの?ということが多々あります。「ekao」もこんなところに?というお店です。隠れ家というだけあって、こちらのお店にも看板は無く、知っている人だけが訪れるお店になっています。雑居ビルの4階になるのですが、エレベータは無いために歩いて登っていきます。初めてのときは本当にお店があるのだろうかと自問自答してしまうのではないでしょうか。しかし、思い切って扉を開けると、そこには「音楽とお酒とイタリア料理」を味わえるレストランが現れます。着席で24席ほどのこじんまりとしたお店は、シェフの目が行き届く丁度良い大きさではないでしょうか。明るさを落とした照明は落ち着いた店内の雰囲気とマッチしており、窓からは恵比寿の街並みを見下ろすことができます。駅からすぐ側の好立地ということを考えると、隠れ家と呼ぶに相応しいお店だというのも納得です。
「ekao」は富山出身のオーナーシェフが富山を中心に全国から選りすぐって取り寄せた無農薬野菜を中心にこだわりのイタリア料理が提供されます。やはり旬の野菜を美味しくいただくにはバーニャカウダーがお薦めです。クリーミーで深いコクがあり、野菜の味を引き立ててくれます。そしてカウンター内の奥にはDJブースがあり、壁にはレコードが何枚も置かれています。店に流れる音楽はその日と来店しているお客の雰囲気に合わせて選んだものが流れるとのこと。このことを知っているのと知らないのとでは、「ekao」の楽しみ方も違ってくるのではないでしょうか。今、流れている音楽はもしかしたら自分達のことをイメージしているのかもと思うと楽しさが増えますよね。
「ekao」で提供されるメインやパスタはしっかりとボリューミーなものが多く揃っています。その日の仕入れ状況で品目は変わりますが、ボリューミーな肉料理や濃厚なパスタは男性のお腹も満足させてくれます。
カウンター席は11席と充実しており、27時まで営業しています。お酒のほうもグラスワインをはじめカクテルなども充実しており、ダイニングバーとしての利用にも大変使い勝手の良いお店です。是非、恵比寿の隠れ家イタリアンで楽しいひとときをお過ごしください。