JR山手線恵比寿駅東口から約徒歩5分、恵比寿駅東口交差点から「ぽかぽか通り」を経由して十字路を曲がらずにまっすぐ進んだところに北部イタリアの郷土料理に特化したイタリアンバルがあります。今日は「オステリアバールヴィアポカポカ」をご紹介させていただきます。
恵比寿の街にはイタリア料理の店が大変多くあります。そのような中で差別化を図るべく「オステリアバールヴィアポカポカ」は北イタリアのエミリアロマーニャ州とフリウリヴェネツィアジューリア州の郷土料理に特化して営業を行っています。
生ハムが人気のお店ですが、生ハムもソーセージも上記のふたつの州で製造されたものを取り扱っています。また、イタリアといえばワインの名産地ですがこちらも上記のふたつの州が産地のものが常時10種以上用意されておりグラスで楽しむことが出来ます。パスタは手打ちで平麺のタリアテッレはポロネーゼの濃厚な味に負けないため相性が抜群です。また、フリウリ州の郷土料理である「チャルソンス」は独特な形をしており、まるでイタリアの餃子のようなパスタになっています。これは是非お店で確認してみてください。
「オステリアバールヴィアポカポカ」は4坪ほどのスペースに店頭にテラス席を設け、店内にはテーブル席、そして5人前後くらいが立ち飲みできるスペースがあります。この立ち飲みスペースのことをバンコと呼ぶのですが、エスプレッソやカプチーノなどを一杯からであってもバンコで楽しむことができるようになっています。4坪ほどのお店ですが、ぽかぽか通り沿いにあることから見つけやすくなっており、オーナーも恵比寿駅から奥まった立地にあるものの分かり易いところであることが、この場所での出店を決めた理由に挙げています。
「オステリアバールヴィアポカポカ」が何故、北イタリアの郷土料理に特化しているかというと二人のオーナーがそれぞれエミリアロマーニャ州とフリウリヴェネツィアンジューリア州に住んでいたり修行していたりしたことがあるからだとのことです。しかし、恵比寿でイタリア料理店の飽和している状況を見て、ふたつの州の郷土料理に特化することによって他店との差別化を図ることができると考えたのだそうです。それは、裏を返すとふたつの州の郷土料理に大きな自信を持っていることの表れだと言えます。是非、北イタリアの郷土料理を食べに足を運んでみてください。新しい驚きがあるかもしれませんよ。