JR山手線恵比寿駅東口を出て、恵比寿駅東口の交差点を恵比寿郵便局の交差点に向かって徒歩約6分、「お好み焼きいまり」の手前にある細い路地を南に行くと日本の地のものの味わいを大切にするお店があります。今日は「吉乃坐」をご紹介させていただきます。
日本には春夏秋冬と季節の移ろいがあり、その移ろいに合わせて食材の味も変化をしていきます。食材の味が最も美味しくなる時期がその食材の旬の時期ということになりますが「吉乃坐」では、この旬の時期を季節の豊かさの現れとし、その食材の良い所を最大限に引き出した料理でお客様をおもてなししたいと考えています。しかし、単に旬の時期の食材であればそれで良いと「吉乃坐」は考えていません。日本全国にはその地形や気候などによって特産と呼ばれる食材がたくさんあります。地のものを選りすぐって逸品に仕上げてお客様に提供をする。そこにはそれらの野菜をつくる人の想い、魚をとる人の想いに感謝の気持ちを込めるとともに、料理をいただく側でもそれぞれの地のものに馳せる想いがあります。それを「吉乃坐」では、幸せな気持ちになってもらえる料理にして提供したいという想いを日々の活力として営業が続けられています。
「吉乃坐」では地のものを取り寄せて提供しています。なかでも店主の出身である熊本からは、「馬刺し」をはじめ新鮮な肉や魚介が直送されてきます。これらを使って「吉乃坐」では、お造り、土鍋の炊き込みご飯など様々な料理が提供されるのですが、これらの料理を引き立てる重要なものがお酒ではないでしょうか。日本の地のものと旬にこだわる「吉乃坐」で用意されているお酒は日本酒、焼酎をはじめワインも全てが日本産です。日本の食材を日本のお酒で楽しんでいただきたいという「吉乃坐」の想いがあります。熊本直送の馬刺しに合うお勧めの焼酎をご用意するととともに、豊富な種類のお酒の中からどれにするかを迷ったときには、店主に聞くと料理に合うお酒を薦めててくれますので、お酒の選択に迷ったら是非聞いてみてください。
料理を楽しむためには、お店の雰囲気も大切な要素のひとつです。「吉乃坐」はしっとりとした和の空間になっています。ゆったりとくつろげる掘りごたつの席は様々な人数に対応できるようになっています。また、カウンター席も用意されておりますので、会社帰りにひとりでというのも乙なものです。是非、「吉乃坐」で美味しい創作和食とお酒を堪能してください。