JR山手線恵比寿駅西口を出て駒沢通りを北東方向に進み、渋谷橋交差点を東方向へ明治通り沿いに進み、恵比寿駅から徒歩約7分、素材の味にとことんこだわった和食 「イワカムツカリ」をご紹介させていただきます。
店名の「和食 イワカムツカリ」から多くの方が思われるのは、「イワカムツカリ」とはどのような意味なのかということではないでしょうか。「イワカムツカリ」とは、日本書紀に出てくる料理の神様である磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)にあやかって付けられたそうです。
「和食 イワカムツカリ」で提供される料理は、牛肉、豚肉、鶏肉は「無薬飼育」されたものを使っています。無薬飼育とは抗生物質が入った飼料を使用しないことで食の安全を究極に高めるための飼育方法といえます。抗生物質は成長促進剤などに含まれているのですが、耐性菌の問題などもあり成長促進剤が添加された飼料によって飼育された食肉は安全な食材とは言い難いものとなります。そこで無薬飼育された食肉ということになるのですが、飼育に手間も掛かることから流通量も当然に少なくなります。「和食 イワカムツカリ」ではその希少な食肉の提供をこだわって続けています。また、食肉だけでなくお酒や調味料なども人口添加物を使用せず、身体に優しい料理を提供しています。
これらのこだわりは「和食 イワカムツカリ」の店主自身が添加物入りの食材を使った料理を食べると喉が痺れるなどの症状に悩まされたという経験に基づくものであり、食の安全に向かい合った結果に辿り着いたものということができるでしょう。
「和食 イワカムツカリ」は大正時代に建てられた古民家一軒家を再利用したお店で懐かしい柔らかな感じに仕上がっています。料理の味付けは基本的に全て薄味で調理されています。これは素材の味をしっかりと味わっていただきたいという店主のこだわりです。刺身のときに醤油の代わりに提供される「煎り酒」にも店主の強いこだわりがあります。煎り酒とは、日本酒に梅を入れて煮詰めたもので醤油とは異なり素材の味を引き立てる調味料です。そしてそのような食事に合わせるお酒も安心と安全にこだわっています。更には品質保持のために一升瓶ではなく四合瓶で管理をするという徹底ぶりです。
「和食 イワカムツカリ」ではランチ営業も行っており、2階席の窓からは春には桜を楽しむことができます。是非、「和食 イワカムツカリ」にいちど足を運ばれてみてはいかがでしょうか。