東京メトロ日比谷線恵比寿駅の4番口から徒歩約3分、恵比寿神社を超えたところに本格的なカレーを提供するお店があります。今日は「Sync」をご紹介させていただきます。
学芸大学で不動の人気を誇ったカレーの名店「Sync」が、恵比寿に移転してきたのは2014年のことです。テレビや雑誌などのメディアでも取り上げられることが多くなり、その知名度が上昇してきたところでテナントとして入居しているビルオーナーからの立ち退き要請を受けて転居先として恵比寿を選んだということのようです。この食の激戦区恵比寿の地を選んだのも一緒にやってきた仲間からの助言であり、恵比寿の地で若い人にSyncのカレーの味を伝承し、全国に広めていきたいと勝負に出たとのことです。
恵比寿のお店は、ビルの2階でカウンター3席、テーブル席11席のお店です。「Sync」で提供されるカレーを考えると丁度良い大きさなのかもしれません。
カレーのお店というとどのようなイメージが浮かぶでしょうか。ごはんをよそって、トッピングとカレールーを乗せて出来上がり。カレールーは既に仕込んだもので、注文から提供されるまでの時間はごく僅か、そんなイメージではないでしょうか。「Sync」で提供されるカレーは、時間が掛かります。ランチメニューによっては、注文してサラダなどの提供を受けた後に10分程度の時間が掛かる場合もあります。これは、「Sync」では、注文を受けてから調理を始めるためにどうしても時間が掛かってしまうのだそうです。これは美味しいものを食べるための幸せな待ち時間と考えて悠然と構えましょう。
「Sync」のカレーで特に人気が高いのが冬季限定の「牡蠣とクレソンのカレー」です。冬場しか食べることはできないのですが、大きなプリプリでクリーミーな牡蠣がスパイスの効いたカレールーとマッチして、絶妙な味に仕上がっています。「Sync」のカレーと言えば「牡蠣とクレソンのカレー」だと言われる方も多いことでしょう。お値段のほうは1500円とカレーとしてはちょっとお高めではあるのですが、それだけの価値があると認められているからこその人気だとも言えます。
2016年の秋から「Sync」のディナータイムは、美味しい生ハムとお酒の店に変わりました。特性のスライサーでオーダーを受ける都度カットしますので柔らかい生ハムをいただくことができます。もちろんカレーを注文することも出来ますので、飲んだ後の締めにカレーを食べるのも良いですよね。
ランチは11時半から、バータイムは17時半から日曜日は16時から営業となります。休日は不定休ですから、フェイスブックなどで事前に休日を確認してからがいいかもしれません。