東京メトロ日比谷線恵比寿駅の5番口から南西方向へ徒歩約2分、恵比寿南三丁目の交差点南西角のビル1階に朝5時まで営業をしているスペインバルがあります。今日は「恵比寿18番」をご紹介させていただきます。
「恵比寿18番」は、恵比寿スペインバルブームの火付け的存在と呼ばれるお店です。賑やかなお店は、初めてのお客さんでも気軽に入り易い雰囲気に溢れています。店内中央にはオープンキッチンが鎮座し、それを囲むようにカウンター席が設置され、更にテーブル席がそれを囲みます。提供されているメニューは、恵比寿にも関わらず大変リーズナブルで、かつ、美味しいものばかりな訳ですから、人気店になるのもうなずけるというものです。
明け方まで営業しているのも終電を逃してしまった人や、朝まで飲もうという人にとって大変ありがたいところです。メニューも2軒目、3軒目として使い勝手の良いあまり重くならずに量も少なめなものが豊富に用意されています。
「恵比寿18番」では、様々なメニューを用意しております。なかでも人気の高いメニューに「サンダニエーレイベリコMIX」、「マッシュルーム陶板焼き」があります。「サンダニエーレイベリコMIX」は、熟成に3年間を要するといわれるスペイン産の「ハモン・イベリコ・レソボ」と生産量が限られており手に入りにくい「サンダニエーレ」の2種類の生ハムの盛り合わせになっております。「マッシュルーム陶板焼き」は、「恵比寿18番」の看板メニューともいえ、ガーリックオイルをたっぷりと使った本場マドリッドの味を再現したものであり、最も人気のある一品です。残ったガーリックオイルをバケットに浸して食べるという楽しみもあります。
そしてスペインといえばシェリー酒です。シェリー酒とは白ワインなのですが、スペインの南部にあるアンダルシア地方の南西へレスとその周辺で醸造された白ワインをシェリー酒と呼びます。なお、これ以外で醸造された白ワインはシェリー酒と呼ぶことは許されていません。「恵比寿18番」には、このシェリー酒が豊富に取り揃えられていますので、スペイン料理に合わせて是非シェリー酒も味わっていただければと思います。
リーズナブルで美味しい料理が食べられるとだけあって「恵比寿18番」は、大変な賑わいをみせています。伺うときには予約を入れるのがお勧めですが、金・土・日・祝は予約の受付をしていませんので注意が必要です。ランチ営業はしていませんが、明け方までやっているお店ですから、どこかで機会があれば行ってスペインバルを体感してみてください。