JR山手線恵比寿駅西口から恵比寿銀座を抜け、恵比寿南二丁目交差点角に鶏料理と極上の博多水炊きをいただけて、旬の魚を楽しめるお店があります。今日は「恵比寿 若どり」をご紹介させていただきます。
今では日本全国に広がりましたが、水炊きは主に九州地方と関西で好まれて食べられてきた鍋料理です。九州では博多を中心に、鶏肉とキャベツなどの野菜を使った博多水炊きが現在の主流になっています。一般的な博多水炊きは、鶏肉や鶏の骨を水から煮立てるものをいいます。旨味が十分に煮出された煮汁に鶏肉、鶏肉団子、キャベツなどの野菜を入れていただきます。白濁したスープが独特でコラーゲンがたっぷりということもあり、女性にも人気の高い鍋料理です。「恵比寿 若どり」では、この本格的で絶品の博多水炊きをいただくことができます。
「恵比寿 若どり」で提供される料理は、水炊きだけではありません。水炊きでもそうですが、使用している鶏は熊本地鶏の天草大王で大きいものは背丈が90cm、重さは7kgにまで育つ日本最大の鶏と言われています。旨味の強い鶏であるため博多水炊きに重用されてきました。また、魚介類の仕入れにもこだわっていて金目鯛のしゃぶしゃぶのほか、季節の旬の魚を刺身、カルパッチョなどでいただくことができます。さらに、九州の郷土料理として水炊きのほか、宮崎名物ころころ焼きや明太子、馬刺し、さつまあげなどをつまみにお酒を美味しくいただくことができます。お酒の種類も豊富で日本酒は銘柄にこだわった人気の地酒が取り揃えられています。
「恵比寿 若どり」で提供している名物に金手羽があります。スパイシーで大ぶりな手羽は食べ応えも十分で人気のメニューであることにも納得です。〆の料理も水炊きのラーメンから鶏そぼろチーズリゾットまで色々揃えています。
こちらの「恵比寿 若どり」ですが、ランチ営業もしています。昼はラーメン店といってよいラインナップとなっています。さすが博多水炊きのお店だけあって、ラーメンは鶏そばを中心に提供しています。昼のラーメンのスープも白濁した鶏の旨味とコラーゲンがぎっしりと詰まっており、肌と健康に良さそうです。
和風モダンな感じの店内には、座敷席のほかにも掘りごたつの席もあるほか、座椅子やソファー席も用意されています。大人数人で博多水炊きをつつき、九州の郷土料理に舌鼓を打ちながら美味しいお酒をいただくというのも良いですね。是非、お試しください。