東京メトロ日比谷線広尾駅を出て外苑西通りに沿って南方へ徒歩約10分、恵比寿三丁目の交差点のすぐそばを走る首都高速2号目黒線の高架下に備長炭を使って希少部位の焼き鳥を提供する人気のお店があります。今日は「酉玉」をご紹介させていただきます。
「ぼんじり、ちょうちん、きんちゃく、せぎも、おび、みさき」あまり聞かない名前ですが、これらも「酉玉」で提供される焼き鳥です。焼き鳥といえば、ねぎま、むね、ずり、つくねなどが有名ですが、実は焼き鳥の部位には50種類以上もあるそうです。そして「酉玉」では、常時30種類以上の部位が提供されています。焼き鳥だけでも、これだけの種類があると注文するほうも困ってしまいますよね。普段はあまり口に出来ない希少部位も揃っているとなると、逆にどういうものが出てくるのか楽しみにもなってきます。この希少部位ですが、希少過ぎて1羽の鳥から1串作れないものがあります。「ひざかしら」は、ひざの軟骨の周辺にある肉の部分で、1串作るのに8羽以上が必要だそうです。そして「心残り」は、心臓の付け根あたりのわずかな部分で、1串作るのに10羽以上が必要だとのこと。あまりにも希少過ぎて驚きですが、一体どんな味がするのでしょうか?
「酉玉」の焼き鳥は稀少さだけが売りではありません。「串うち」から「焼き」まで、熟練の技に裏打ちされた美味しさが、そこにあります。焼き鳥は串うちが重要であり、この串うちの具合が悪いと上手く焼けずに味わいも変わってしまうとのことです。また、串うちが上手くいっても焼き方が悪ければ美味しく食べることができません。「酉玉」では、焼きも炭から拘って備長炭を使い、日々研鑽を積んだ熟練した技を味わうことができます。
また、「酉玉」では焼き鳥だけではなく、酒のつまみとしてお勧めの品々もあります。また、〆のご飯として酉玉丼が人気メニューとなっています。鳥の美味しさをとことん味わうことが出来る品揃えとなっています。
熟練の技が活きる人気店の「酉玉」は、「白金酉玉本館」のほか、「白金酉玉別館」、「白金酉玉神楽坂店」の国内店のほかにシンガポール、香港、バンコク、マレーシアなどの海外にも出店しています。「酉玉」の美味しさは、まさに世界に羽ばたく美味しさと言っても良いのではないでしょうか。そんな「酉玉」の本店である「白金酉玉本館」に焼き鳥の美味しさの再確認と今までに味わったことの無い部位への挑戦のために足を運んでみられるのは如何でしょうか。きっと満足されること間違い無しだと思います。