JR山手線恵比寿駅、東京メトロ日比谷線恵比寿駅を出て、駒沢通を北東方向へ徒歩約5分、渋谷川を越えたところにニューヨークスタイルの炭火焼きステーキとハンバーガーの店があります。今日は「ゴッサムグリル」をご紹介させていただきます。
アメリカでは都市にニックネームが付いていることがあります。デトロイトはモータウン、ボストンはビーンタウンそしてニューヨークはビッグアップルが有名です。しかし、ニューヨークのニックネームには実は「ゴッサム」もあるのです。「ゴッサムグリル」は、その名前にニューヨークを冠したお店で、内装はアメリカにこだわり、掛かっている絵などもニューヨークのアートを感じさせてくれます。まさにアメリカ映画に出てきてもおかしくはない、そんなお店になっています。
こちらのお店は炭火焼きステーキとハンバーガーがメインで、しっかりと0℃で温度管理し、最高の状態まで熟成させたドライエージングの熟成肉の提供もしています。また、ハンバーガーは鮮度を保つために、その日使う分だけを挽肉にして炭火でグリルしたものを提供していますので焼き加減はレアに近いものでも安心して食べることができます。そしてこちらのハンバーグには玉ねぎやつなぎが使われていないため、肉本来の旨味を十分に堪能できる仕上がりになっています。
炭火焼きのステーキを食べるときに、ライスを食べたくなるという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「ゴッサムグリル」といえばパンなのです。実はこちらのお店は、パンが美味しいことで有名な渋谷の名店「VIRON」と経営元が同じであり、肉と一緒にパンを楽しんでもらいたいというオーナーの想いが根底に流れています。
「VIRON」では、フランスから直輸入しているレトロドールという小麦粉を使ってフランスで修行した職人達によって作られたレシピで本場の味を提供しているお店です。「ゴッサムグリル」では、これだけのこだわりを持って作られたパンをグリルと一緒に思う存分いただくことができるのです。勿論、ハンバーガーのバンズにもレトロドールの小麦粉が使用されています。
「ゴッサムグリル」で提供される肉、パンは当然ながら、他のメニューも美味しいものが多いです。最後のデザートは「VIRON」のパティシエによって磨きがかけられたアメリカンデザートでポーションの大きさもアメリカナイズドされていますが、その味わいは洗練されたものになっています。肉とパンの競演とデザートを堪能しに足を運んでみるのは如何でしょうか。