東京メトロ日比谷線広尾駅の1・2番口から南方向へ徒歩約7分、外苑西通り沿い慶応義塾幼稚舎の向かいに「一人でも多くの患者さんに、安全・安心・良質の医療を提供する」ことを経営理念とする総合病院があります。今日は「東京都立広尾病院」をご紹介させていただきます。
「東京都立広尾病院」は、都立病院の中でも災害医療センターとしての位置づけがあり、立川市に存する国立病院機構災害医療センターとともに東京都における基幹災害医療センターとなっています。したがって医療機能として救急・災害医療に強く、365日24時間体制といったER機能が充実しているとともに、これらの機能が経営理念である「一人でも多くの患者さんに、安全・安心・良質の医療を提供する」と上手く融合しているといえる病院です。というのも、「東京都立広尾病院」の評判では「親身になってくれる先生」、「親切な対応」、「寄り添ってくれる」などのキーワードを良く耳にしたり、目にしたりすることが多いからです。もちろん100人を超える医師を抱え、全27診療科が設置されている大きな総合病院ですから、全てがという訳にもいかないとは思いますが、良い評判のほうが良く聞こえてくるということは受診する病院を選択する際に大きな安心材料のひとつであることは間違いないでしょう。
「東京都立広尾病院」には屋上にヘリポートがあります。これは救急・災害医療で利用するためということもありますが、「島しょ医療」でも活躍しています。「東京都立広尾病院」では、島しょ医療も院の重要事業のひとつとして掲げており、伊豆七島・小笠原諸島に住んでいる人々の救急医療にも携わってきました。
これにより航空機によって「東京都立広尾病院」に搬送される救急患者数は年間200件前後となり、島しょで発生する救急患者の80%近くの人が搬送されてきます。また、必要があれば医師がヘリコプターに搭乗して島しょに向かうことも年間100件近く発生しています。このように「一人でも多くの患者さんに、安全・安心・良質の医療を提供する」という高い経営理念はここでも実現されていると言えます。
病気やケガはいつどこで起こってしまうのかは誰も分かりません。だからこそ近くに総合病院があると大変安心できます。「東京都立広尾病院」は、救急・災害医療に対する備えも持った総合病院です。生活を送るなかで、普段は関わらずとも、あれば高い安心ができる保険のような存在。それが、評判の良い総合病院であれば尚更安心感が高まるというものです。