今日紹介するのは、恵比寿駅から徒歩約5分のところにある軍鶏丸です。かなり人気の店なのですが、店舗自体はそこまで広くはなくこぢんまりとしていて、シンプルですが高級感を感じる雰囲気をまとっています。また、店内はカウンターか掘りごたつのある座敷のどちらかを選べ、座敷でゆったりと語らいながら、おいしい料理に心躍らせることができます。
1.やはりメインは軍鶏鍋
軍鶏丸の軍鶏鍋はレバー、ささみ、モモ、砂ずりをお店の人が丁寧に鍋に入れてくれます。火の通りが悪いものから順に奥においてくれるので、手前から食べていくといいでしよう。
また、ねぎと焼き豆腐が付け合わせというシンプルさが肉の味を引きたててくれます。お好みで黒七味や山椒を足して食べてみてください。それだけで、味わいがかなり変わるためさらに軍鶏鍋の虜になるかもしれません。
2.お酒のお供にぴったり、焼き鳥などの串もの
軍鶏丸では軍鶏鍋はもちろん人気でおいしいですが、焼き鳥などの串ものもおすすめです。焼き鳥の定番であるねぎまはやわらかく、肉汁が口の中に広がり何本でも食べたくなること請け合いです。
また、ささみのしそ巻は火の通り方が絶妙となっており、梅シソの味のつけ方が強すぎる店が多いですが、肉の味を損なわないような絶妙な塩梅味でそれだけでも食べ慣れている方にはかなりのインパクトがあるでしょう。
3.コース料理で軍鶏丸を食べつくそう
軍鶏丸のコース料理では、様々な軍鶏丸の絶品料理を味わえます。最初は、お通しの野菜と鶏のたたきで、これはきゅうりと和えてあり、少しピリ辛の味付けになっています。次に、焼き鳥が出され、脂たっぷりのぼんじりは口の中ではじけます。そして、ボリューム満点の手羽先は、胡椒が効いていてとてもジューシーであり、レバーは塩とわさびで頂きます。また、ササミの梅シソ巻きは、シソの風味たっぷりで、その焼き具合がお肉の良さを引き出していています。
焼鳥を食べ終わると、大きな炭の上に鍋と出汁が登場し、レバー、モモ、ムネ、砂肝の4種類を入れ、煮込んでいきます。鍋は付け合わせの焼き豆腐とねぎを堪能しつつ、出汁にさっとくぐらせて、たっぷりの大根おろしとポン酢で頂きます。続いて、つくねが登場し、目の前で肉と卵黄を混ぜて鍋の中へいれてくれます。どれも食感や味が異なる為、飽きません。シメとして、雑炊かうどんを選べますが、ハーフ&ハーフも選べるとのことで、悩まれたときはハーフ&ハーフを選ぶといいでしょう。
柔らかく味わいのある料理の数々、そして感じのよい女将をはじめとする店員のサービスにも目を見張るものがあります。かなり人気の為、満席の時もありますので、軍鶏丸に訪れる際には、事前に予約をしておきましょう。