今回紹介するのは、恵比寿駅から徒歩約4分の場所にあるWAITINGROOMです。2010年に恵比寿にオープンしてから独自の世界観を表現し続けており、多くの年代を虜にしています。WAITINGROOMでは、アートを様々な視点から表現する若手アーティストを中心に作品を紹介しています。また、アートギャラリーは興味のある方以外は、入りづらいというイメージを変えるために、店名の通り、待合室を感じさせる空間造りに力を注いでいます。軽い気持ちで見に来た人と製作者との間に、会話が自然と生まれるように力を入れているそうです。
WAITINGROOMでは、様々な作品が展示されています。その全てに、個性が光り約10人のクリエイターの作品を期間ごとに楽しむことができます。また、このクリエイターの人数は当初から増えており、WAITINGROOMの考え方に賛同するクリエイターは年々増えているといっても過言ではありません。つまり、それだけ人を魅了する作品を提供しているためギャラリー内は活気があります。また、営業日は月・金・土曜のみであり、金・土曜は13時から19時まで営業となっています。しかし、月曜日のみ17時から23時までと夜の時間帯に営業をしています。これは働く人のために営業時間をずらし、アートを楽しんで貰う為の努力です。
現在開かれている展覧会は、12月25日までとなっています。この展覧会では、アートギャラリーはもちろん写真や映像など、多角的な視点からアートを表現しており老若男女全ての人を飽きさせない魅力があります。
また、この展覧会は期間によって切り替わっていくので機関によって味わえる感覚が全く異なってくるというのも様々な人を魅了する要因の一つでしょう。
1SSとは2010から恵比寿に近い地域のギャラリーやアーティストなどのアート関係者間で行われている定例イベントです。アーティストというと独善的なイメージがあり、他人との交流がさほど多くないと思いがちですがWAITINGROOMではこのイベントを通し、アート関係者間の交流を行っています。その為、様々なアーティストから多角的な刺激を受け続けるため、アーティストにとっては刺激的なイベントになっています。また、その空気も柔らかく、お酒やおつまみを口にしながら語り合いを行っています。ちなみに、1SSというのは「1st Saturday Salon」の略称です。
WAITINGROOMでは、自分では思いもしなかった表現がされている作品の数々が並び、驚きと感心を人々に与え続けています。年明けにも新しい展示会があるので、興味のある方は行ってみましょう。