賃貸物件に暮らしているのであれば、貸主から立ち退きを要求されてしまう可能性はゼロではありません。
しかし突然立ち退くように言われても、どのように対応すればよいのかわからず困ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、賃貸物件へのお住まいを検討されている方やお住まいの方に向けて、貸主から立ち退き請求を受けたときの確認事項などについてご紹介します。
賃貸物件の立ち退き請求の対応の仕方とは?確認の手順
貸主が借主に対して賃貸物件からの立ち退きを請求する際には、正当性のある事情や理由が必要です。
その理由に正当性があるのか確認するためにも、次のような対応をとる必要があります。
手順1 立ち退き請求書の確認
貸主が正式に立ち退きを請求する際には、口頭ではなく「立ち退き請求書」という書面で通知をおこなわなければなりません。
請求書には、立ち退きの理由や期限、立ち退き料の支払い金額や有無について記載されています。
正当な立ち退き理由としては、建物の老朽化や自然災害に伴う建て壊し、借主の契約違反や迷惑行為などがあげられます。
手順2 賃貸借契約書の確認
賃貸物件に入居するときに交わした賃貸借契約書には、契約の解除や特約事項に関する内容が記載されています。
立ち退き請求書の内容を確認したら、その内容が賃貸借契約書に記載された内容と合致しているかどうか確認しましょう。
手順3 貸主や管理会社との合意と交渉
請求書と契約書の両方を確認したうえで、納得がいかない場合や疑問点がある場合には、貸主もしくは管理会社に問い合わせ、交渉をおこなう必要があります。
賃貸の立ち退き請求を受けた場合の対応と交渉方法
ここからは、実際に賃貸の立ち退き請求を受けた場合の対応と交渉方法を解説します。
立ち退き料の確認
貸主の都合で立ち退くように要求され、また契約期間が満了でないケースでは、借主は立ち退き料の請求が可能です。
理由や期限などの条件により、引越し費用や新居への入居費用、補償金などが支払われるケースもあるため、必要となる費用の請求をおこなうことをおすすめします。
立ち退きを断って継続して居住するときの交渉
立ち退き請求の理由に妥当性が認められるのであれば、基本的にその物件に住み続けることは難しいでしょう。
ただし、立ち退き期限や支払われる金額について、借主の希望条件に近づけるための交渉はできるため、妥協せず貸主に対して相談することをおすすめします。
まとめ
今回は、賃貸物件へのお住まいを検討されているか、お住まいの方に向けて、貸主から立ち退き請求を受けたときの確認事項などについてご紹介しました。
突然立ち退きを要求されてしまうと、焦って動揺してしまいがちですが、冷静に対処すれば、むしろ希望どおりの条件で引越しがかなうかもしれません。
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