洗濯物が乾きにくい梅雨時などは、浴室乾燥機があると助かりますね。
「浴室暖房」や「換気」の機能などもあるので便利ですが、つけっぱなしにしていると、電気代が予想以上にかかってしまうことがあります。
そこで、浴室乾燥機の電気代について解説します。
賃貸物件の浴室乾燥機の電気代が高額になりやすい理由とは
浴室乾燥機の電気代が高額になりやすい理由とはなんでしょうか。
一般的な浴室乾燥機には「乾燥」「暖房」「涼風」「換気」の4つの機能があり、もっとも電気代が高いのは「乾燥」モードで、ドライヤーを強(1,200W~1,400W)で使用するときの電力とほぼ同じです。
各機能にかかる電気代の目安を知っておきましょう。
乾燥モード:1時間あたり40円前後
1人暮らし1日分の洗濯物(2kg)を乾かすのにかかる時間はおよそ2.5~3時間、電気代は約100円かかります。
4人家族の場合、6kgの洗濯物で乾燥時間が7.5~9時間とするなら、1日あたり300~360円、1か月では1万円を超えてしまいます。
暖房モード:1時間あたり35~40円前後
冬場に便利な機能ですが、ほぼ乾燥モードと同じ水準です。
ただし、暖房モードはお風呂に入る前30分程度の限定的な利用が多いため、1回あたり約17~20円、1か月525~600円程度です。
涼風モード:1時間あたりおよそ1~2円前後
おもに夏場に使う機能で、入浴前後の2時間浴室を冷やすと、1回あたりおよそ2~4円、1か月でおよそ60~120円程度になります。
換気モード:1時間あたりおよそ0.5円前後
4つの機能の中では最も安く、24時間つけていたとしても、1日あたりおよそ12円、1か月で360円程度です。
このように浴室乾燥機は使用する電気のワット数(W)が高いので、使い方に気を付けないと電気代が跳ね上がります。
長時間つけっぱなしにしても電気代が節約できるエアコンとはしくみが違うので、つけっぱなしは避けたほうがよいでしょう。
賃貸物件の浴室乾燥機の電気代を節約する方法とは?
便利な賃貸物件の浴室乾燥機ですが、使い方によっては電気代が高くなるのがデメリット。
上手に使い、電気代を節約できる方法についてご紹介しましょう。
●部屋にある程度干しておき、乾燥時間を短くする
●エアコンや扇風機などを併用し、部屋の中で乾燥する
●電気料金のプランを見直し、基本料金を下げる
●深夜電力など、電気代が安い時間帯に使う
●フィルター掃除をこまめに行い、乾燥効率をよくする
●浴室内の水分を拭き取っておき、乾燥時間を短縮する
●洗濯物が多いときはコインランドリーを使う
まとめ
浴室乾燥機の電気代が高額になりやすい理由とは何かについて解説しました。
高齢者のヒートショック対策、花粉症などのアレルギー対策、女性の一人暮らしの防犯対策としても効果的なもの。
あると便利ですが、浴室乾燥機付きの賃貸物件は、付いていない物件より家賃が高くなりがちなことも知っておきましょう。
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