都市部における地域コミュニティについて、希薄な印象を抱く人も多いでしょう。
通勤や日常生活の利便性のために都市部で家庭を持ちたいけれど、孤立の心配や家族全員の充実した暮らしが叶うかどうか不安にお考えの方も少なくありません。
そこで今回は、特に渋谷区周辺に転居を検討されている方に向けて、渋谷区のコミュニティサロン「かぞくのアトリエ」とその取り組みについてご紹介します。
親子で通う渋谷区のコミュニティサロン「かぞくのアトリエ」の特徴とは
「かぞくのアトリエ」とは、渋谷区の子ども家庭部子ども青少年課が所管する、こども親子支援センターです。
アートやくらし、子育てといったテーマの元に、子どもたちや保護者たちのつながりの場を提供しています。
かぞくのアトリエは地下1階、1階、2階と3階層からなり、それぞれプレイルーム、交流スペース、アトリエと未就学児向けのおやこルームが設けられています。
また外にはあけびの庭と称し、アケビやシラカシ、カエデなどさまざまな植物が四季を感じさせる庭園も用意されています。
●所在地：東京都渋谷区代々木2-32-5
●開館時間：9：30～17：30
●休館日：日曜・月曜・祝日・年末年始（12/29-1/3）
●アクセス方法：小田急線南新宿駅から徒歩2分
●駐車場：なし
渋谷区でアートスクールに通うなら親子で通える「かぞくのアトリエ」
かぞくのアトリエでは、コミュニティサロンとしての場を提供するだけでなく、次のような親子で参加できる取り組みをおこなっています。
おやこきょうしつで新しい体験
おやこきょうしつとは、月に1度開催され、5ヶ月間、全5回にわたっておこなわれる長期コースです。
0歳から3歳までの子どもを対象に、年齢別にクラスに分かれさまざまなプログラムを楽しむことができます。
プログラムには食育やものづくり、おとあそび、からだあそび、しぜんあそびなどに分けられ、それぞれ各分野で活躍する講師が担当します。
アートスクールでクリエイティブな時間を
アートスクールは、クリエイターを講師に、音楽、写真、ものづくり、食など多彩なテーマに沿って開催される講座です。
土日を中心に開かれ、開催付きの一月前から事前予約が始まります。
一講座につき10～15組が参加可能です。
過去には人形劇の鑑賞、ムービー制作、前髪カット講座など、子どもと大人が一緒に楽しむものもあれば、大人がじっくり参加できるような講座もあり、多様な講座を選んで参加可能です。
おやこきょうしつ、アートスクールともに渋谷区民であれば基本参加料は無料です。
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まとめ
今回は、渋谷区周辺に転居を検討されている方に向けて、渋谷区のコミュニティサロン「かぞくのアトリエ」とその取り組みについてご紹介しました。
地域コミュニティの希薄化が懸念されている昨今、特に子育て世代の孤立化はこどもとその保護者だけでなく、社会全体の問題といえるでしょう。
アートや子育てを通し、人とつながる機会と時間、場所を提供する「かぞくのアトリエ」で、充実した週末を過ごすことをおすすめします。
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