JR山手線恵比寿駅東口から徒歩約5分、恵比寿駅東口交差点を南東にkinko’sの横の細い路地に入って進むと右手に白地に黒い味のある書体の「蔵」の文字の袖看板が目に入ります。
本日はランチも人気の素材にこだわるお店「ebisu 蔵」をご紹介させていただきます。
恵比寿の東、賑やかな界隈から少し離れた場所に「ebisu 蔵」はあります。
路地通りはマンションなどの共同住宅が建ち並んでいますが、このような場所に人気の和食居酒屋が佇んでいるということを考えると恵比寿という街の奥行の深さを感じざるを得ません。
「ebisu 蔵」の開店は2001年ですから、20年近い年月となります。
移り変わりの激しい恵比寿の飲食業界において、これだけの長い期間営業を続けているというだけでそのお店の人気が分かります。
その人気はやはり、お店で提供される料理とお酒が、しっかりしたものであることが必要です。
「ebisu 蔵」では料理長が自ら築地に出向き魚介を仕入れ、旬の野菜は北関東まで買い出しに行き、日本酒や焼酎は利き酒師が厳選したものを提供ということであれば、それも納得です。
季節感を感じさせてくれるコース料理を楽しむことができる和食居酒屋です。
「ebisu 蔵」では旬の料理と種類の豊富な日本酒や焼酎が楽しめることが人気の秘訣ですが、ランチも大変人気のお店です。
ランチは、なくなり次第終了となる日替わり和定食が大変人気ですが、うどん定食も人気があります。
日替わり和定食は惣菜2皿、小鉢3種、椀物、漬物で1000円という大変コストパフォーマンが高い内容になっており、人気があるのも納得です。
うどん定食は日によって種類が変わりますが、その特徴は麺にあります。
「ebisu 蔵」で提供されるうどんは細麺で、その細さは見た目うどんには見えないくらいです。
うどんに使われる小麦粉は群馬県藤岡市から直送の上州小麦粉で、良い香りとモチモチした間食が特徴ということで、ひとくち食べれば小麦の味がしっかりと広がりますから、うどん好きの方も満足されるのではないでしょうか。
全てのランチにはごぼうチップが付いてきますが、このごぼうチップも大変人気でこれを楽しみにしている方も多いようです。
夜はコース料理の他にアラカルトも充実しています。
おまかせコースは旬の食材を中心にその日仕入れたもので献立が作られます。
アラカルトはお酒に合うものが中心で、特に魚の焼きものが多いのはさすがに和食居酒屋という構成です。
勿論、ランチで提供されるうどんも夜のグランドメニューに入っています。
和食、日本酒、焼酎がお好きな方に特にお勧めしたいお店です。