東京メトロ日比谷線恵比寿駅2番口を出て徒歩約4分、駒沢通りをJRの線路手前で左に曲がって道なりに進み、恵比寿西一丁目交差点を超えて真っ直ぐにいくと右手に鶏の絵と店名である「おじんじょ」の文字が描かれた垂れ幕が目に入ってきます。本日は「おじんじょ」をご紹介させていただきます。
レモンサワーが少し前から盛り上がりをみせていますが、レモンサワーが大好きだという方にお勧めできるのが恵比寿にある「おじんじょ」です。「おじんじょ」とは広島の方言で「正座」を意味します。広島出身の店主によって、店名には「正座してお客様を待つ。」という想いを込めているとのことです。
広島の名物というと牡蠣、あなごなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、実はレモンも名物のひとつです。瀬戸内の雨が少なく温暖な気候はレモンの育成に大変適していて、広島のレモンは日本全国で一番の生産量を誇るほどです。「おじんじょ」では、その広島で生産されたレモンを使ってレモンサワーが提供されているのです。
「おじんじょ」のレモンサワーには6種類あり、定番の「いつもの生レモン酎」、麦焼酎が使われており、アルコール度数も高い「オヤジの麦レモン酎」、凍らせた焼酎をパーシャルした暑い夏に特にお勧めな「シャリッと!!レモン酎」、甘味があって女性にもお勧めな「レモンチェッロで酎」と「ミント香るレモン酎」、そしてペースト状のレモン塩が別皿で提供される「瀬戸田のレモン塩de酎」です。レモンサワーの好きな人であれば全部試してみたくなるのではないでしょうか。「おじんじょ」のレモンサワーはそれぞれに個性がありますが、共通しているのは全てのレモンが皮まで食べることができるということです。「おじんじょ」で使っているレモンは防腐剤もワックスも使われていないので安心して皮まで食べられるのです。
「おじんじょ」のお勧めメニューはレモンサワーだけではありません。新鮮なお刺身もカレー味のお新香の乗ったポテトサラダもお勧めですが、特に人気が高いのは「神明鶏肉汁焼き」です。神明鶏は店主の産まれた広島県三原市の地鶏で香りが良く、程よい弾力とコクそして旨味が詰まっていることが特徴です。この鶏を1日しっかりとマリネして、時間を掛けてグリルした「神明鶏肉汁焼き」をレモン塩と一緒にいただき、「おじんじょ」人気のレモンサワーを流し込む。この美味しさは堪りません。
是非、「おじんじょ」で美味しい体験を味わってください。