恵比寿ガーデンプレイスの敷地の北東、角に恵比寿四丁目交番がある交差点を北東方向へ進み、恵比寿郵便局前交差点の一つ手前の道を右に曲がってしばらくすると京都丹波福知山に本店を持つ「鴨すき」を名物とする鳥料理専門居酒屋があります。本日は「とりなご」をご紹介させていただきます。
■シンプルな鴨すき
「とりなご」で味わうことのできる「鴨すき」は実にシンプルで、鍋に入れる具材は「鴨肉」と「白ネギ」だけです。まずは、お出汁の入った鍋に鴨肉で作った肉団子を入れます。鴨肉自体は勿論、ショウガやニンニク、ゴマなどに含まれている旨味が出汁全体に広がっていくのを待ちます。鍋が煮立ってきたら鴨肉団子の旨味も広がった頃です。出汁をひとすくいして頂いてみると美味しさが口の中に一気に広がります。いよいよメインの鴨肉です。「とりなご」では、鍋用のタレはありません。薬味が出てきますが、折角ですから最初は出汁の味と鴨本来の味を楽しむべく何も付けずに食べてみましょう。このとき鴨と白ネギを一緒に食べても良いですし、鴨肉だけでも構いません。鴨肉はすぐに固くなってしまいますので、15秒程度鍋で煮たらもう食べ頃なのだそうです。「とりなご」の鴨は鴨特有の臭みを感じることなく美味しくいただけます。これは脂の旨味の高い上質な鴨を仕入れているためです。このシンプルさの中に「とりなご」が取り扱う鴨の質に対する自信が表れているのではないでしょうか。
■女性にもお薦めの鴨肉
鴨肉は実は女性に大変お薦めな食材です。鴨肉に含まれている鉄分は牛レバーよりも多く、しかもコラーゲンまで豊富に含まれています。それでいて肉の脂は残りにくいということですから、食べないのは勿体ないくらいの食材です。しかも「とりなご」で扱う鴨肉は上質ですから、味も絶品となればつい食べてみたくなりますよね。
「鴨すき」以外にも「鴨皮ポン酢」、「鴨あぶり刺し」などのお薦め鴨料理はありますが、実は鶏のから揚げも大人気のサイドメニューです。衣がパリッと揚がって、中の鶏肉はジューシーに仕上がっています。時間を掛けてじっくりと揚げることでパリパリ感が出てくるのだそうです。
■ランチ営業もあります