長者丸は、恵比寿駅から目黒駅の間の東側に位置する高級住宅街です。北部は恵比寿ガーデンプレイスに接しています。長者丸は正式な地名ではなく、住所で言えば品川区上大崎二丁目のあたりとなります。今回はこのエリアにおける賃貸マンションの特徴について紹介します。
長者丸エリアの住み心地はどんな感じ?
まず最初に、この長者丸エリアの住み心地について紹介します。山手線の恵比寿駅と目黒駅が最寄り駅とするので、利便性に関しては文句ありません。さらにこのエリア内には幹線道路が走っていないので、静かな住環境となっています。そして小高い地形ということもあり、高級住宅地として人気を集めているわけです。
長者丸エリアのワンルームマンションの家賃相場は?
高級住宅街となる長者丸には、マンションもそれなりに高級物件が多く建ち並んでいます。それでは実際に住むとなると、どの程度の家賃が必要なのか調べてみました。まずワンルームマンションです。
ネット上で募集されている物件を見ると、数が少ないことがわかります。しかもワンルームでも広さは24㎡から30㎡と広めとなります。恵比寿駅や目黒駅から歩いて10分前後で、家賃は8.5万円(管理費8000円、築年数42年)から14.6万円(管理費8000円、築年数9年)といった感じです。共に広さは30㎡ほどとなります。これがひとつの目安となるのではないでしょうか。
1LDKの賃貸相場は?
人気の間取りとなる1LDKは、ただでさえ物件数が少ないものですが、この長者丸エリアでも同様になかなか募集が出ていません。その少ないデータから見ると、築年数8年、目黒駅徒歩7分、45㎡で20.9万円(管理費1万円)がひとつの目安となるようです。中には築年数43年で60㎡の1LDKが18.5万円という物件もあります。探せばこのように安いものも見つかるということです。
2LDKの賃貸相場は?
次にファミリータイプで一般的な2LDKタイプの賃貸相場を見てみます。目安となるのは、築年数2年で恵比寿駅から徒歩8分、50㎡で20万円(管理費5000円)あたりでしょうか。築年数19年となれば、恵比寿駅徒歩11分の58㎡で21万円という物件も見つかります。少し古い物件でも、家賃単価はそれほど下がらないことがわかります。
このように高級マンションが建ち並ぶ長者丸エリアに住む場合、ワンルームでは安くて10万円弱から2LDKで20万円ほどといったところでしょうか。時期によっても賃料相場は異なりますし、築年数などの条件でもけっこう差が出ます。けれどもやはり、都心部と比べて遜色のない金額となるのは間違いないようです。