光熱費を少しでも安くしたいと考えて、オール電化の賃貸物件を希望する方が増えています。
しかし、ガスを使用せずに電力だけに依存した生活は、本当に光熱費を節約できるのでしょうか?
また、エコキュートの家は水圧が弱いとの声も聞かれますが、なんらかの対策が可能であるのという点も抑えておくべきポイントです。
そこで今回の記事では、オール電化の賃貸物件について解説させていただきます。
オール電化の賃貸物件は本当に光熱費が安いのか
ガスを使用しないオール電化の家は、「光熱費が安い」と考えられがちですが、電気温水器の設備が古いタイプであったり、ライフスタイルによっては、光熱費が高くなります。
また、基本的にガス代の分だけ電気の使用量が増えるので、ガス併用の家のほうが光熱費を安く抑えられます。
物件を借りる際には、電気代が安い夜間にお湯を沸かして蓄えておける、最新型の電気温水器であるか確認してください。
さらに、1日をとおして在宅している家族がいる場合には、オール電化の家であっても、ガスと電気を併用した家と光熱費はほぼ変わらないため、ご家庭のライフスタイルもチェックポイントです。
逆に、電気代が高い日中に家にいない、家は寝るだけの場所という単身世帯は、オール電化の家のほうが光熱費を安く抑えられます。
オール電化とガスの賃貸物件にかかる光熱費を比較!
6,250キロカロリーのエネルギーをつくる際に、電気・都市ガス・LPガスでどのくらいのコストがかかるのか比較してみましょう。
都市ガスは89.48円、LPガスは117.18円のガス代がかかる一方で、電気は日中ですと191.35円、夜間の場合は110.46円という比較結果が報告されています。
つまり、都市ガスが一番コストの安いエネルギーとなり、電気の場合はプラン次第で電気料金に差が見られます。
家族が多く、キッチンコンロを使用する時間が長いご家庭や、お湯を何度も沸かす機会が多い場合には、オール電化の賃貸物件よりも都市ガスの家のほうが適しています。
オール電化の賃貸物件で水圧が弱い場合の対処法とは
エコキュートの賃貸物件に暮らしている方たちから「シャワーの水圧が弱い」との声を耳にします。
お湯を蓄えて稼働するエコキュートは水圧が弱い傾向に見られますが、低圧用のシャワーヘッドに買い替えたり、エコキュートの設定温度を高くすることで、水圧の弱さを改善できます。
また、シャワーの水圧が気になる場合には、高圧タイプのエキュートが完備された家を選びましょう。
お住まいを探すときは、エコキュートの種類について、大家さんや不動産会社に確認してください。
まとめ
オール電化の賃貸物件だからと言ってガスを使用しない分、光熱費が安いというわけではないため、家族構成やライフスタイルによっては、都市ガスの賃貸物件のほうが都合の良い場合もあります。
家計を引き締める際に、光熱費をいかに安く抑えられるかがキーポイントになりますから、家を借りる際にはしっかりと住宅の設備について確認しておきましょう。
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