生活費の節約のため複数人でルームシェアする場合や、恋人同士で同棲を始めるケース、入居後に誰かと住みたいと考えるようになるケースなどさまざまです。
そこで今回は、賃貸物件に同性同士複数人で入居したい場合について、入居に際するポイントや苦労しやすい点などについてご紹介します。
賃貸物件で同性同士のルームシェアをするには?物件選びで気を付けたいポイント
賃貸物件に恋人同士や友だち同士で入居するケースでは、賃貸物件の特記事項に次のような文言があるかどうか確認する必要があります。
●2人入居可、相談可
●ルームシェア可、相談可
ワンルームや1DK、1LDKなど、単身者向けの物件であっても、場合によっては複数人で入居することが可能です。
物件情報に複数人入居可と記載されているか、もしくは貸主に直接相談し許可を得ることで、間取りや家賃によらず複数人で入居できます。
ただし、貸主への相談なく単身者用物件で同棲をはじめたりルームシェアをしたりすると、退去を勧告される、火災保険が効かなくなるなどデメリットがあるため十分に注意が必要です。
さらに気を付けたいのが、物件情報に「2人入居可、ルームシェア不可」などとある場合です。
「カップルや夫婦など婚約者や身内であれば入居してもよいが、法律上認められない同性カップルやケンカなどのリスクが高い友人同士は、入居を認められない」と考える貸主も少なくありません。
トラブルの回避のためにも、貸主にしっかりと事情を話し、入居前に意思疎通を図ることが重要です。
同性同士のルームシェアで賃貸物件への入居に苦労するケースも
入居において貸主が重要視する点は、「家賃を滞りなく支払う能力があるか」にあります。
そのため、トラブルや緊急事態が発生した場合に、法律上の関係が希薄になってしまう友人同士や同性カップルは、敬遠されてしまうことも少なくありません。
その一方で、通常の物件よりも数は少ないものの、近年ルームシェア可や2人入居可の物件数は需要の高まりから増加傾向にあります。
とくにルームシェアや同性カップルに向けた物件を得意とする不動産会社も存在するため、仲介会社や貸主と交渉することが賃貸物件契約成立のコツの1つです。
同棲とルームシェアでは、必要とする間取り・広さ・物件設備も異なってくるため、できる限り信頼できる仲介会社を利用し、事情を打ち明けたうえで物件探しすることがおすすめです。
まとめ
今回は、賃貸物件に同性同士複数人で入居したい場合について、入居に際するポイントや苦労しやすい点などについてご紹介しました。
住まいと暮らし、パートナーはプライベートの問題でもあるため、物件探しにおいてどこまで事情を説明するか悩む方もいらっしゃるでしょう。
自分に合った地域や仲介会社、貸主を探すことが賃貸物件契約成立のコツです。
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