賃貸物件の契約には、一般的に敷金や礼金などの初期費用が発生します。
物件によっては敷金礼金なしというケースもあり、初期費用をおさえられ、とてもお得に見えるでしょう。
しかし敷金礼金なしの賃貸には、メリットだけでなく注意点もあります。
この記事では恵比寿周辺への居住を検討している方に向け、敷金礼金なしの賃貸物件のメリットや契約する際の注意点を解説します。
敷金礼金なしの賃貸にはどのようなメリットデメリットがある？
敷金礼金なしの賃貸におけるメリットデメリットは以下の通りです。
メリット
敷金礼金なしの賃貸は、初期費用を大幅におさえられるのがメリットです。
敷金礼金は、家賃の1カ月分から２カ月分程度かかるのが一般的で、家賃が高ければ高いほど負担も大きくなります。
契約時の初期費用には火災保険料や鍵交換費といった費用もかかるため、「こんなに高いの？」と思った方も多いでしょう。
引っ越し代や家具、家電代などを含めるととても大きな出費になりますよね。
敷金礼金なしの物件であれば、初期費用を大幅におさえられるのがメリットです。
初期費用が減ることにより、浮いたお金で部屋のグレードをアップしてもいいですね。
一方敷金礼金なしの物件は、「駅から遠い場所にある」「築年数が古い」といったデメリットもあります。
集客が難しい物件を敷金礼金なしにする大家さんも多く、人気のない物件だといっても過言ではありません。
立地や建物の現況を知るためにも、必ず内覧をおこないましょう。
敷金礼金なしの賃貸を選ぶ際の注意点は？
初期費用がおさえられ、とてもお得な敷金礼金なしの物件ですが、契約する際は以下のような注意点に着目してください。
家賃が高めに設定されている
敷金礼金なしの物件は、家賃が高めに設定されていることがあります。
1年間の家賃を計算してみると割高になっているのが分かり、結果、敷金礼金がある物件と変わらないという物件もあるでしょう。
退去時に費用が発生することも
敷金礼金なしの物件は入居時に費用をもらわない代わりに、退去時の修繕費やクリーニング代が別途発生する場合があります。
部屋を日常生活の範囲内で使用していれば、敷金の多くは退去時に返還されるのが一般的です。
敷金を支払わない代わりに、原状回復にかかった費用を請求されるのも、注意点の1つといえます。
まとめ
初期費用がお得になる敷金礼金なしの物件ですが、注意点もあるので安さだけで決めないのが得策です。
恵比寿周辺にはたくさんの賃貸物件がありますが、敷金礼金なしの物件を選ぶ際は、メリットデメリットを知ったうえで選んでください。
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