賃貸マンションを探すときには、希望の間取りと同じように、部屋の位置も気になるポイントですね。
角部屋の方が人気といわれていますが、実際、角部屋と中部屋にはどのような違いがあるのでしょうか?
今回はそれぞれの違いと、メリットとデメリットを紹介します。
マンションの角部屋と中部屋の違いについて
マンションのお部屋のうち、建物の端にある部屋が角部屋、角部屋に挟まれた部屋が中部屋です。
101号室から108号室まで8部屋が横一列に並んでいる場合、両端の101号室と108号室は角部屋、その他の同じフロアのお部屋は中部屋となります。
角部屋と中部屋の違いは、お部屋に設置されている窓や出入口などの開口部の数です。
角部屋では、外に面する壁が2面あり、それぞれに窓が設置されていることが多いです。
中部屋は、隣の部屋同士に挟まれているので、開口部はドアとその反対側の一面のみです。
一般的には、開口部の多い角部屋の方が通気性がよいと言われています。
一方、中部屋は2面壁に挟まれているので、外の騒音の影響が受けにくく、遮音性があると言われています。
マンションの角部屋と中部屋のメリットとデメリットについて
次に、それぞれのお部屋の、メリットとデメリットをご説明します。
お部屋選びの参考にしてください。
<角部屋のメリット>
・開口部が多く換気がしやすい。
・採光面が多く、開放感がある。
・隣の部屋の音が気になりにくい。
<角部屋のデメリット>
・窓の数が多いことによって、外気温の影響を受けやすく、エアコンの効率が悪くなりがち。
・冬場は外気温との差が原因による結露が出やすくなる。
・隣接する建物から部屋の中が見えやすい。
・賃料が中部屋より高く設定されていることが多い。
<中部屋のメリット>
・外気温の影響を受けにくいため、エアコン効率が角部屋より良い。
・窓が少ないので外の音は響きにくく、遮音性がある。
・壁が多いので、家具の配置がしやすい。
<中部屋のデメリット>
・マンションの構造によっては、上下左右の部屋の音が気になりやすい。
・角部屋に比べ、部屋の前の人通りが多い。
まとめ
今回は、賃貸マンションの角部屋と中部屋の違いや、それぞれのメリット・デメリットについてまとめました。
ライフスタイルやお住まいに何を希望するかによって、最適なお部屋は変わってきます。
実際にお部屋を内見される際、この記事の内容を参考にしてみてくださいね。
株式会社エビス・リビングでは、恵比寿の賃貸物件を多数ご紹介しています。