一日中クーラーをつけると電気代がかかり、環境にも悪い気がしますよね。
今回ご紹介する「グリーンカーテン」は、賃貸のベランダにもつけられる、エコな暑さ対策として注目されています。
この記事ではグリーンカーテンの概要やメリット・デメリットをご紹介します!
賃貸のベランダでも設置できるグリーンカーテンの概要
グリーンカーテンとは、つる性の植物によるカーテンのことです。
窓の前に設置した柱やネットにつるを這わせて、ほどよく影を作ります。
ゴーヤやヘチマ、きゅうりなどの夏の植物が人気です。
グリーンカーテンは植物が枯れたら片付ければ原状復帰できるので、賃貸でも規約に違反しなければ設置できます。
賃貸マンションの場合は、バルコニーの窓の前にプランターを置き、ネットで窓を覆ってつるを這わせるのが一般的です。
グリーンカーテンを賃貸のベランダに設置するメリット・デメリット
<メリット>
1.
エコに暑さ対策ができる
グリーンカーテンには暑さを和らげる効果があります。
効果の理由の1つ目は遮光性です。
窓を覆っている葉や実のおかげで、陽射しを遮ってくれます。
遮光カーテンが50~60%の遮光性なのに比べて、グリーンカーテンの遮光性はなんと80%。
しかも柔らかく光を入れてくれるので、部屋が真っ暗になることもありません。
さらに、グリーンカーテンには蒸散作用があります。
蒸散作用とは、植物が根から吸った水分を葉から蒸発する作用のことです。
蒸散作用のおかげで周囲の温度を下げてくれるのです。
2.
植物の成長を楽しめる
賃貸の場合、部屋に観葉植物を置くスペースがないという方もいるでしょう。
ベランダに設置するグリーンカーテンなら部屋のスペースを取らず、植物の成長を楽しめます。
<デメリット>
1.
片付けが大変
エコなグリーンカーテンにもデメリットがあります。
1つ目は、夏が終わって枯れた後の片付けが大変ということ。
枯れたつるを剥がして処分するのは、それなりに手間がかかります。
2.
虫が寄ってくる
グリーンカーテンは植物なので、虫が寄ってくるというデメリットもあります。
高層階の賃貸マンションならたくさん寄ってくるということはありませんが、苦手な方は虫が寄り付きにくいゴーヤなどの植物を選ぶとよいでしょう。
<注意点>
1.
避難経路は塞がない
賃貸マンションのベランダは共有部分です。
これは、災害時にベランダの避難経路を通って逃げる可能性があるためです。
ベランダの避難経路はプランターで塞がないようにしましょう。
2.
排水溝を掃除する
グリーンカーテンはプランターに植えるため、雨や風によって土がベランダに散り、排水溝が詰まってしまう可能性があります。
排水溝が詰まると浸水などのトラブルを招くので、定期的に掃除をするようにしましょう。
まとめ
グリーンカーテンの概要やメリット・デメリットは理解いただけましたでしょうか?
設置場所や掃除などには気を配る必要がありますが、グリーンカーテンは電気を使わずに暑さを軽減できます。
今年の夏に設置してみてはいかがでしょうか?
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